メンズでも“丈パン戦争”勃発?! ■

寒の戻りで春物の動きもまばらな4月の大手百貨店/セレクト各社。ヤングではモードなフォトプリントTシャツ、コンテンポラリーではプレップなリブライン入りポロシャツやメトロな衿布帛切り替えポロシャツが売上を牽引。一方、ボトムは一昨年来の稼ぎ頭であるカーゴパンツがついに失速、加えて昨秋から継続のリジッドデニムもさすがに一段落。非デニム5ポケットやチノ系セミルーズが一部で台頭するもののまとまった数には至らず、パンツ全体の売れ数は右肩下がりだとか。
そんな中、ショーウインドウに目をやると、まだ肌寒いにも関わらず丈パンツが花盛り。次なるヒットボトムを模索する各社は、どうやら照準を丈パンツに絞りつつあるようだ。ヤングではサーフ系の綿7分丈カーゴからモード系のサマーウール・ヒザ丈バミューダ/クロップドまで、コンテンポラリーではユーロカジュアル系の綿麻ヒザ上丈グルカからエレガンスモード系の綿ヒザ下丈バミューダまで、様々な素材/丈が打ち出されている。
レディスでは既に“激ショートパンツ”なるパワーアイテムがブレイクするなど丈パンネタには事欠かないが、メンズでは「今年こそ来る!」と言われて結局毎年尻すぼみ。‘足見せ=モテ’の概念がない分、サーフやリゾート、トラベル等のライフスタイルを提案出来るか否かが“丈パン戦争”の勝敗を分けそうだ。