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百貨店バイヤーズサロン
エコバッグ騒動の結末
レザーブームは来るの?

2007年09月01日

ケータイ世代からポケベル世代まで!ヘビーデューティなアメカジが大復活!!


 7月後半からレザー等の先物提案が立ち上がり、8月にはほとんどの百貨店/セレクトショップで秋冬スタイルが出揃った。秋口にはラスティックな夏スタイルから一転してキレイ目スタイリッシュなメトロカジュアルにシフトするのがここ数年のパターンだが、今年はどうやら様子が違う。大手セレクト各社の店頭を飾るのはシャンブレーのワークシャツやヒッコリーのカバーオール、コーデュロイのパンツ、60/40クロスのマウンテンパーカ等、ラギッドなヘビーデューティアイテムばかり。永らく続いたユーロアメカジやお兄アメカジではなく、正真正銘のアメカジ&アメトラがついに復権したのだ。
 各社とも口を揃えるのが昨秋からの兆候で、プレップ系ストアでは“インディビジュアライズド・シャツ”、モードミックス系ストアでは“バンド・オブ・アウトサイダーズ”のオックスB.D.シャツがスマッシュヒット。カジュアル系ストアでは“エンジニアード・ガーメンツ”や“ポスト・オーバーオール”等の日本人企画US産ブランドを中心にこだわりワークがじわじわ拡大し、“トム・ブラウン”に端を発するNYニュートラッド&プレップの躍進も加わって今秋の一斉砲火に至ったようだ。もちろん昔のまんまではなく、渋カジ世代の30代も納得のマニアックな素材/ディティール(うんちく君は‘スペック’と呼ぶ)ながら、モード慣れしたヤングにも対応する細身のフィットに仕上げているのがポイントだ。タータン/ギンガムチェックやピンオックスのコンパクトなB.D.シャツ、打ち込みの強いチノーズ等が好調で、綿ウールのダウンベストといった先物まで早くも動いているとか。
 一方、百貨店ではメトロセクシャルなモードカジュアルやスタイリッシュなユーロトラッドばかりが目立ち、わずかにアメトラ系ブランドのカジュアル強化が目に付く程度。自主編集に至っては未だプレミアムデニム/ユーロジーニング系ブランドやイタトラ系ファクトリーアイテムの集積に終始している。ヤングのみならず30代もこだわりアメカジに走りそうな今秋冬、モード一辺倒ではファッションビルへの顧客流出が加速するのでは??