どこまで伸びるレザーアウター■

厳しい残暑に見舞われた9月の都内百貨店では晩夏半袖ものが直近まで売れ続けた店もあるほど秋物が低調。新作スーツで何とか売上を作る苦しい立ち上がりとなる中、唯一気を吐いたのがレザーアウター。高価なこともあってここ数シーズンはクリエイターブランド/セレクトショップの提案に留まっていたが、今秋冬は久方ぶりにボリュームになりそうな勢いだ。
百貨店ではメトロな中間世代向けにシングルライダースやM-65がブレイクし、レザー部門はどこも軒並み20%増だとか。アダルト向けでもテーラード/カバーオールが好調で、レザーなら何でもといわんばかりにシャツまで動いているらしい。コンサバな百貨店でこんな調子だから有力セレクトショップの動きはいわずもがなで、モンクレールの納期遅れで大打撃を被った穴をレザーアウターでどうにか埋め合わせたようだ。
一方郊外では某大手ジーニングストアがフェイクレザーのシングルライダースブルゾンを2万枚(!)仕込んだものの、目を惹かない定番色が災いしてイマイチの滑り出しだとか…。対する某カジュアルSPAが仕掛けたライダースブルゾンは黒に並んで何とイエローがトップセラーとなり、派手好きヤンキーのハートを掴んだようだ。
去年のダウン人気と今年のレザー急拡大を考えると、次に来そうなのはレザーのダウンブルゾン。6年前にキムタク着用で大ブレイクしたのが懐かしいが、そのドラマが今秋映画版で復活。毎年晩秋でトーンダウンするレザー人気が冬まで続くようなら、レザーダウンが都会から郊外まで席巻するかも!?