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(07/4/3〜6 at Gallery Le Deco)
"Double Identity"
ディオール・オム以降のUKバンドブームと80'Sリバイバルの表出でここ数年ロンドンのストリートカジュアルが元気を取り戻しているが、“Double Identiity”もそんなUKストリートブランドの一つ。'00にメンズアパレルからスタートしたがスニーカーラインが英セレクトの雄“リバティ”でブレイク。今やパリ/NY/香港で熱狂的なリピーターを持つシューズブランドに成長し、ブランドのトレードマークである2本のストラップは文字通り“ダブル・アイデンティティ”となった。現在はその高いデザイン性/クオリティを活かして“ルイス・レザー”のシューズレンジも手掛けている。
日本では某大手セレクトが3年程前から取り扱っており、シーズンを重ねるに従い知名度を上げている。今春夏はキッチュなグラフィック総柄が目を惹いたが、来秋冬は一転ウォッシュド/型押し/メタリックレザーを軸にバルカナイズド製法/スタッズ装飾のディティールが冴えるストイック&ロックなコレクションを展開。ポンド高でプライスは1万円半ば〜2万円前半となりそうだが、アゲインストも何のその、東京ストリートモードにハマるキャッチーなディティールでこの秋ますます勢いを増しそうだ。
Contact : Double Identity /URL www.doubleidentity.net
/E-mail info@doubleidentity.co.uk

(07/4/3〜6 at Gallery Le Deco)
"Dr. Denim Jeans"
“ヌーディ・ジーンズ”に始まり、昨年は瑞“チープ・マンディ”や仏“エイプリル'77”、英“スーパーファイン”が次々にブレイク。LAデニムが頭を打って主流が欧州に移行する中、パリ/ロンドンではポスト“チープ・マンディ”として既に話題をさらっていた“Dr.デニム”が満を持して日本上陸。'04にスウェーデンのグラー兄弟がスタートさせたこのブランドは現在世界14ヶ国で販売されており、低価格ながらEU生産の確かなクオリティが特徴だ。今季は定番リジッドデニムの他、ヴィヴィッドカラーのソリッド・ドリルからギンガム/タータンチェックやカモ/アニマル柄等の先染/プリントまで素材バリエーションを拡げている。ブランドの顔であるスキニーパンツ以外にもニーレングス・スカートやバギーパンツといったレディスボトムをリリースするなどますます世界観を拡大しており、‘素材変化2本目スキニー’需要が見込まれる今秋冬のヤング市場で台風の目となりそうだ。
Contact : Ready Steady Go! /E-mail rsg-kazu@cd5.so-net.ne.jp

(07/4/3〜6 at Gallery Le Deco)
"KLAR BERLIN"
昨今注目を集めるベルリンからのニューカマー。ドイツ〜東欧軍のデッドストック・ファブリック/パーツを中心に裏コーティング加工サージ/縮絨加工サキソニー等の凝った素材を多用し、コム・デ・ギャルソンと同じ工場で染色/加工/縫製するこだわりミリタリーウェアが特徴。リアル・サープラスを解体/再構築したリメイクアイテムもウリの一つで、バウハウスから続くジャーマン・インダストリアル感覚のシャープなカッティングが新鮮だ。ネオンイエローのライニングには80'Sテクノなデジタル・プリントが施され、質実剛健なデザインとの対比も面白い。今季はアウターを中心とした単品のコレクションに留まっているが、次シーズン以降のトータル展開が楽しみなブランドだ。
Contact : Ready Steady Go! /E-mail rsg-kazu@cd5.so-net.ne.jp

(07/4/3〜6 at Gallery Le Deco)
"Lewis Leathers"
1892年創業の老舗レザーブランド。50年代カフェレーサー/60年代ロッカーズから圧倒的支持を得てUKユースカルチャーのアイコンとなり、以降各年代のキーマン達がこぞって着用。近年では数シーズン前のジュンヤワタナベとのコラボレーションも記憶に新しく、多くのブリティッシュ・レザーウェア・カンパニーが大手資本の吸収や倒産に追い込まれる中、頑なに当時の素材/製法にこだわって銘品を生産し続けている。
今春夏はラインナップの再構築とスペックの見直しを図って各年代のアーカイヴを精密に再現しつつシルエットをモダナイズ。ファッション軸のハイエンド・レンジとして“デラックス”をリリースし、英国ドーバーストリート・マーケットにて展開している(写真左上)。
来秋冬は綿オイルドクロス・ライダースの復刻やスニーカーレンジの拡充等、間口を拡げる意欲的な展開が注目される。特にオイルドクロスは52年(ベルスタッフ初採用の数年前!)に発売していたもので、定番の4ポケットライダースの他にヒップ丈ベルテッド・シングルライダース“ブラックアロー”等を揃えている。6〜8万円程度の価格帯は競争力充分で、ロック&モード志向のヤングからイタリア資本下のベルスタッフに失望したコンテンポラリーまで巾広く人気を得そうだ。
URL http://www.lewisleathers.jp/
ルイスレザー・ジャパン

(07/03/27〜29 at MODAPOLITICA)
"A-NACH.RO.NISM(アナクロニズム)"
05年春夏よりスタートした気鋭のメンズ・ストリートモードブランド。ジーニング/古着/ミリタリーといったスタンダード・ワードローブをベースにパンク/グランジを感じさせる凝ったカッティング/ディティールのリアルクローズを展開しており、ここ数シーズンにおけるヤングのモードシフトもあって急速に評価を高めている。ケミカル/デジタルとナチュラル/アナログが共存する80'Sニューウェーブ感覚に00'Sらしい抜け感を加えたシニカルな世界観が面白く、ストリートモード系有力セレクトショップの支持も厚い。現在は1シーズン20型強とコンパクトなコレクションだが、今春夏の独自素材開発に続いて07年秋冬からはレディスをスタートするなど今後の展開が注目される。

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